凸凹(でこぼこ)ネイルとは、その名の通り爪の表面にデコボコしたアートを施すネイルです。
3Dアートはアクリルで作るのに対し、でこぼこネイルはジェルで作ります。
さらにそのジェルの中にホログラムやラメなどを埋め込んで、キラキラ光らせながらボリュームを出すこともできます。
クリアジェルで作るため透明感があり、埋め込んだアイテムが透けて見えるためスケルトンタイプのネイルです。
ビジュージェルと通常のジェルを混ぜ合わせて、自分の扱いやすい硬さにして作っていくため、操作性の高いアートですよ。
派手じゃないのに豪華さを感じさせる、そんな爪になります。
もくじ
凸凹ネイルデザインの特徴
凸凹(でこぼこ)ネイルとは、ビジュージェルと通常のジェルを混ぜ合わせて立体的なアートを作っていくネイルデザインです
クリアジェルで作成するため、透明度が高く、涼しげなネイルが完成します。
もちろん凸凹をつくった上からカラージェルを塗布して個性を出してもOK。
クリアジェルで抽象的なアート作品のようなネイルから、ラメやホログラムを埋め込んだちょっぴり豪華なネイルまで、シーンを選ばず楽しめるデザインです。
必要なものはビジュージェルと細筆のみ、特に技術も必要とせず、時間もかからないからセリフネイラーさんにはぜひおすすめのデザインですよ。
凸凹ネイルデザインに必要な材料
凸凹ネイルを作るには、このような材料が必要になります。
つめ美
ベースのネイルデザインは自由なので、カラージェル単色やグラデーション、ラメなど好みのデザインにしてください。
ただ、ベースデザインをラメグラデーションなどにしてしまうと、ラメの光の反射によって凸凹ネイルのアートが目立たなくなってしまう可能性があります。
ラメを入れる場合はほどほどにしましょう。
今回は作った凸凹デザインが目立つように、ミラーパウダーを使います。
ミラーパウダーはジェルの上から擦りつけるだけで、ゴールドやシルバーといったメタリック調の色彩になる不思議なパウダーです。
もちろんなくても構いません。
凸凹ネイルデザインのやり方

ベースの色やデザインは、自分好みに仕上げてください。
ただ、クリアの凸凹を目立たせるためにも、光を反射しやすいラメやパールの量は少々控えめにしてください。
ビジュージェルはビジューパーツを密着させるための、ねばつきの少ない、硬いジェルです。
そのため通常のクリアジェルとビジュージェルをアルミホイル上で爪楊枝で混ぜて、適度な硬さの流れにくい、かつ扱いやすいジェルを作ります。
ビジュージェルとクリアジェルを混ぜる割合はブランドによって変わりますが、糸を少々引くけれど、爪楊枝からジェルが流れ落ちない程度の硬さがいいでしょう。
一般的には、クリアジェルのほうが少し多い程度の分量が目安です。
好みの凸凹型をつくりましょう。
一筆で作れないなら無理せず、少しづつ継ぎ足しながらデザインを描きましょう。
筆でこのとき、滑らかな凸凹を作りましょう。
もし角がたってしまうようなら、ビジュージェルが多すぎてジェルが硬い証拠です。
硬化し、未硬貨ジェルを拭き取ります。

ミラーパウダーは未硬貨ジェルがついていると、きれいな輝きが出ません。
しっかり拭き取るか、拭き取りなしのジェルを使ってください。
ミラーパウダーをメイクチップにとり、凸凹部分にこすりつけます。
はみ出たら拭き取ればいいので、凸凹部分にまんべんなくミラーパウダーをこすりつけます。
余計なパウダーはダストブラシで落としてください。
はみ出たミラーパウダーを落としたい場合は、エタノールを付けたコットンで擦れば落ちますよ。
クリアジェルを凸凹した部分、さらにその内側に塗布します。
凸凹の内側にラメやホログラムをのせ、硬化します。
もう少しラメやホログラムをのせたい場合は、同じ作業を繰り返します。
ストーンやスタッズなどを入れ込んでもきれいですよ。
凸凹部分の中央がへこまないようにクリアジェルをのせ、さらに全体的にクリアジェルを塗布します。
横から見たときに凸凹が少々膨らんでいる、もしくはへこんでいない状態が理想です。
硬化して完成です。
凸凹ネイルを上手に作るコツ
ポイントはこの2つです。
- ビジュージェルとクリアジェルを混ぜる割合
- 凸凹の中央を少々盛り上げる
ビジュージェルとクリアジェルを混ぜることで適度な硬さになり、凸凹が作りやすくなります。
硬すぎず、角が立たない、でも流れない硬さです。
さらに、凸凹を作ったら、その中央が少々もあり上がる全体的フォルムが、アートとしてきれいに仕上がります。
スタッズやストーンなど、きらきら光るアイテムを埋め込んで盛り上げてくださいね。
凸凹ネイルを作るうえでの注意事項
特に気を付けるべき点はありませんが、しいて言うなら硬化熱です。
ジェルは硬化する際に熱を発します。
ジェルの量が多いほど熱量は大きく、熱く感じます。
凸凹の中央部分に一度に大量のジェルを塗布すると、爪が熱く感じることがあります。
ジェルを少量づつのせる、もしくはライトから爪を離しながらゆっくり硬化すると熱を感じませんよ。
凸凹ネイルデザインの参考画像
インスタで見かけた素敵な凸凹ネイルをご紹介します。
デザインや色合いの参考にしてみてくださいね。
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凸凹ネイルのやり方を動画で確認
凸凹ネイルのやり方をを動画で解説しています。
画像では分かりにくかった…という方は、ぜひご覧ください。
つめ美
凸凹デザインは無限!自分だけのネイルを見つけて
凸凹の形やデザインは無限にあります。
リング状やドット、波型など、凸凹するだけで、ちょっと個性的なデザインになり、人と違ったネイルが出来上がります。
凸凹の上からパールやミラーパウダーをのせるのも素敵ですよね。
アレンジが豊富なので、自分好みの凸凹を作って楽しんでくださいね!