フレンチネイルは耳馴染みのあるデザインネイルとしても有名ですが、逆フレンチネイルはご存知でしょうか?
意外と知らない方が多い逆フレンチネイルは、デザインネイルの中でもポピュラーなものです。
フレンチ同様シンプルで、お直しもしやすいのでセルフネイルでもおすすめのデザインです。
今回は、そんな逆フレンチネイルのやり方や、必要な材料などご紹介していきましょう。
もくじ
逆フレンチネイルの特徴
逆フレンチとは、爪先を塗るフレンチに対して、付け根の部分を三日月のように残して、ベースカラーを塗って仕上げるデザインネイルのことをいいます。
フレンチネイルはクリア部分が多く、フレンチ部分の面積が少なくなるのですが、逆フレンチはフレンチ部分の面積が広く使えるので、その分ネイルアートの幅が増えます。
また、逆フレンチはカラー部分が多いので、小さな爪の方やショートネイルの方でも、爪を長く見せる効果もあります。
フレンチネイルよりも簡単にできるので、初心者さんにもおすすめのデザインネイルです。
逆フレンチネイルに必要な材料
逆フレンチネイルをするには写真のような材料が必要になります。
つめ美
アートによって材料も変わりますが、比較的シンプルでもかわいく仕上がるデザインです。
逆フレンチネイルのやり方
今回は基本的な逆フレンチのやり方をご紹介していきますね。

いろんな角度からファイルを入れ、爪をあまり削らないでいいようにすることで、オフでの爪への負担を減らす効果があります。
爪に優しいジェルでは、このサンディングの工程がない場合もあります。
その場合は、メーカーの説明書に従って進めてくださいね。


ベースコートジェルを塗って硬化させます。
ベースコートジェルの未硬化ジェルを拭き取って、カラージェルの工程に進むようにしましょう。

基本的に、逆フレンチネイルは根元をクリアベースにすることが多くなります。
伸びてくる根元の部分をクリアベースにすることで、オフの目安を分かりやすくする効果と、よりしっかり密着させたネイルに仕上げるために、先にクリアジェルを塗って硬化させておきましょう。

ピンクカラーを使っていますが、一度塗りの状態と2度塗りの状態の違いを確認しながら行いましょう。
詳しいフレンチラインの作り方は、下部にある「逆フレンチネイルのコツ」の項目で説明しているので、そちらを参考にしてくださいね。

基本2度塗りをするのですが、フレンチラインをきれいに決めるのは2度塗りのときでもOKです。
また、今回はフレンチラインにラメでラインを入れるので、厳密にきれいなラインを描かないといけないわけではありません。
なるべく曲線がきれいになるように描ければ良いです。
ベースカラーはその都度硬化します。

フレンチラインにゴールドラメを引きます。
ラインは太いとネイル全体に重たい印象を与えるので、お持ちの筆の中でも一番細いものを使うと良いでしょう。
ジェルは修正がききますが、ラメやグリッターは一度着くと取りにくいので、慎重に行いたい工程でもあります。
写真のように仕上げます。
もっと細くてもゴールドラメは存在感があるので大丈夫です。
ラインが引けたら硬化します。
クリアジェルを上から塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ります。
未硬化ジェルを拭き取って完成です。
アクセサリーパーツを使うときには、クリアジェルを塗る前、アクセサリーパーツを際立たせたいときはトップコート前に置くのが良いですよ。
逆フレンチネイルをきれいに仕上げるコツ
フレンチ同様、逆フレンチにもあるフレンチライン(曲線部分)は、デザイン全体の要になるポイントです。
ここではそのフレンチラインを上手に描くコツをご紹介していきましょう。
フレンチラインを描く順番ですが、爪を見て向かって左からラインを入れていきます。
このとき、一筆でラインを描こうとしないのがコツです。
次に右側からラインを入れていきます。
左同様の位置からスタートし、真ん中で合流させるイメージで描きます。
最後に全体にカラーを塗るときは、矢印のように放射線状に筆を入れるイメージで塗ります。
どの工程の際も、筆にカラーを多く付けないのがポイントです。
ラインの微調整は硬化する前に行いましょう。細かい部分は爪楊枝や綿棒などを使うとやりやすいです。
逆フレンチネイルの簡単なやり方
通常のフレンチラインを作るときにも使った、マスキングテープを使う方法はセルフではおなじみです。※下記記事参照

逆フレンチでも同じようにマスキングテープで行えますが、曲線をうまく出せない方でももっと簡単にできる方法をご紹介しますね。

100円ショップでも購入できる、ルーズリーフ用の「とじ穴補修・補強シール」を使用します。
透明のものも販売されていますが、使いやすい白を今回は使用します。

基本的にシールなどの粘着性のあるものは、ピンセット等面積の少ないもので扱うようにします。

作りたい逆フレンチの位置に合わせて、シールを貼ります。
どの爪も同じ位置に貼ってもシンプルですが、それが難しい方には、それぞれの爪のフレンチの位置をあえて変えて変則的なフレンチにしてもいいですね。

色を塗っていきます。
シールでマスキングしてあるので、色ムラだけ注意して色を塗りましょう。
2度塗り、硬化はその都度になりますので、一回一回シールを剥がしてカラーを塗るようにしましょう。

シールを剥がすときは、できるだけピンセット等を使ってくださいね。
ゆっくり剥がすことでシールが残ってしまったり、残ったカラーがクリア部分にに散ったりすることを防止できます。

フレンチラインがきれいに出来ていることを確認したら、クリアジェルを塗って硬化します。
フレンチラインの深さはあくまで参考で、お好みのフレンチラインを見つけてくださいね。

仕上げにトップコートジェルを塗って硬化します。未硬化ジェルを拭き取って完成です。
斜めから見ても曲線が自然に出ていることがわかります。
普通にラインを描くのは難しいですし、初心者の方にはマスキングテープを使った方法もおすすめです。
ぜひ試してみてくださいね。
逆フレンチネイルの注意事項
逆フレンチはカラーの面積が多いネイルなので、色ムラが出やすいです。
色ムラを出にくくするためにも、2度塗りをしっかりおこなうことが必要になってきます。
またデザインを施す場合、クリア部分をマスキングするとアートが入れやすくなります。
ジェルネイルではお直しやオフをしなければなりませんが、逆フレンチはクリア部分が根元にあることから長持ちさせやすいデザインネイルです。
そのためつい長く放置してしまいがちですが、衛生面も考えて3週間程度でのお直しやオフをおこなうようにしましょう。
逆フレンチネイルの応用編
逆フレンチネイルはアートを入れやすいと説明してきましたが、具体的にどんなアートを入れると可愛くなるのか、またカラーなどもご紹介します。
夏に外せないネイルアートが「プッチ柄」です。
何本かの指を逆フレンチにして、プッチ柄を入れてデザインし、ほかは単色塗り+アクセサリーパーツだけでもこの存在感です。
色も初夏から夏にかけて人気があるブルー系、夏のアートにふさわしいゴールドラメを使うことで、更にアートが引き立ちました。
他にも簡単なアートでは、ドットやストライプなどもあります。
逆フレンチばかりではなく、単色を入れてあげるだけでも雰囲気は違います。
ぜひ、いろんなアートを楽しんで逆フレンチネイルをたのしみましょう。
逆フレンチネイルの参考デザイン
インスタで見かけた素敵な逆フレンチネイルのデザインをご紹介します。
デザインや色合いの参考にしてみてくださいね。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
どんな場面でも使えるのが逆フレンチ!
逆フレンチは、フレンチよりも簡単にできるデザインネイルです。シンプルにもゴージャスにも変幻自在なところも魅力的です。
特にネイルをはじめたばかり、ジェルネイルでアートを楽しみたいという方にもおすすめです。
季節感のあるクリア部分なども、これからのシーズンにピッタリです。是非オリジナルの逆フレンチデザインを楽しんでくださいね。
コメントを残す