鬼滅の刃に出てくるねずこの着物柄って超かわいくないですか?
あれは「麻の葉模様」といって、日本に昔からある和柄です。
麻の葉模様をネイルにできたら素敵ですよね。
一見複雑ですが、描き方に規則があるのでコツを掴めばわりとかんたんにできますよ。
この記事ではねずこの麻の葉模様のネイルのやり方を解説するので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
もくじ
ねずこネイル(麻の葉模様)の特徴
ねずこの着ている和服の柄は麻の葉模様といいい、麻の葉を模した幾何学模様となっています。
麻の葉模様には「魔除け」や「健康な成長」という意味があり、劇中でねずこが鬼にならないのはこの麻の模様の効果と、ファンの間では言われているんですよ。
つめ美
一見、複雑に見えますが、正六角形が並んでいるだけなので描いてみると簡単です。
直線を長く引くと手が震えて歪みやすいですが、麻の葉模様は細かいからこそ直線が短く作りやすい模様でもあります。
ねずこの着物に似せるにはベースをピンク、模様を濃い茶色などで作ってみるとそれっぽいですよ。
ねずこネイル(麻の葉模様)に必要なアイテム
ねずこネイルには以下のような道具が必要になります。
- ベースジェル
- トップジェル
- カラージェル(ピンク、こげ茶の2色)
- マットトップコート(なければスポンジファイル)
- 細いジェル筆
- エタノール
- キッチンペーパー
- ダッペンデッシュ
ねずこの着物に似せたネイルにするには、ベースカラーにくすんだピンクやサーモンピンク、ベビーピンクなどがおすすめです。
ショッキングピンクのようなはっきりしたピンクよりも、少しくすんだ色のほうがねずこらしくなります。
さらに麻の葉模様を描くには濃い茶色、こげ茶色などがおすすめ。
黒でも構いませんが麻の葉模様が目立ちすぎてきつい印象を与えちゃうかもなので、茶系の方が優しい雰囲気に仕上がります。
つめ美
ねずこの着物は見方によっては濃い紫色の麻の葉模様にも見えますが、細いラインで模様をを作るため紫色だと薄く見えてしまい、はっきりと模様が見えなくなります。
なので、紫系よりもできればこげ茶、濃い茶色などを使った方が良いです。
麻の葉模様は細いジェル筆でないと描けないので、細筆は必ず用意してください。
細いラインを引く前にマットトップコートを塗布すると滑りにくくなり、ラインが引きやすくなりますが、マットトップコートが用意ができないようなら、スポンジファイルでツヤを消すと滑りにくくなるためおすすめです。
またラインを描くときに歪んでしまう可能性があります。
ラインの修正はキッチンペーパーで筆先を拭き取りながら、エタノールを付けてジェルを少量拭き取りながら行います。
ねずこネイル(麻の葉模様)の作り方

自爪に行う場合はサンディング後、ダストをはらい、ベースジェルを塗布、硬化してください。

ねずこの着物はあまりビビッドすぎないピンクがおすすめです。ベージュピンクやくすんだピンクなどがいいでしょう。
手元にビビッドなピンクしかない場合は、グレーを混ぜてくすみカラーを作るものおすすめです。

2度塗りして少し明るいかな?くらいの色合いがおすすめです。
茶系の細かいラインが入ると、少し暗い色目に見えるためです。

マットトップコートを塗布してツヤをなくします。
マットトップコートがない場合は、未硬化ジェルを拭き取ってからスポンジファイルを爪全体にかけてツヤをなくしてください。
ツヤがなくなることで、細いラインを描くときに滑りにくくなります。失敗しにくくなるんですね。
ツヤがなくなった状態です。
細筆に茶色、もしくはこげ茶のジェルを少量取り、中央に縦ラインを引いていきます。
真っ直ぐに、爪の先端に向かって垂直になるように引きましょう。麻の葉は細かい模様なので、できるだけ細いラインを意識してください。
この時、中央と平行にラインを引いてください。
また、麻の葉模様はあまり細かすぎると描くのが大変なので、2本目の縦ラインは爪のサイドぎりぎりくらいにしましょう。
ここで硬化します。

真ん中の縦のラインに、等間隔に印を付けます。
サイドのラインと中央のラインを使って、正三角形を作るイメージで印をつけてください。
あまり大きな印をつけると麻の葉模様の妨げになるので小さめにしましょう。
さらにセンターラインとサイドラインの印を結び、三角形を作ります。
同じ要領で、センターラインとサイドラインをつなげて三角形を作ります。

どんどん三角形を作りましょう。
途中硬化しても構いませんよ。
反対のサイドラインにも印をつけて三角形を作っていきます。
全て三角形を作るとこのようになります。
最後にサイドラインの外側にも三角形がつながるようにラインを足します。
硬化します。
細かくてわかりにくいので、大きな三角形でやってみますね。
三角形の中央に点を描きました。
その点と三角形の頂点を結びます。
さらに中央の点と、他の2つの頂点も結びます。
中央点と3つの頂点を結ぶとこのようになります。
点を置きます。
点から三角の頂点にラインを引きます。
繰り返し続けるとこのようになります。
だんだんと麻の葉模様になってきましたね。
元の爪のサイズだとこのようになります。
同じ要領で繰り返していきます。
途中で硬化しても構いません。
全ての三角形の中心点と三角の頂点を結ぶとこのようになります。
元の爪のサイズはこちらです。
完成です。
ねずこネイルの麻の葉模様をキレイに見せるコツ
市松模様と麻の葉模様をきれいに仕上げるポイントは「ベースのカラージェル硬化後、マットにすること」です。
カラージェルを2度塗りしたら、マットトップコートを塗布するか、スポンジファイルで爪全体をファイルすることが重要になってきます。
「マット=ツヤがなくなる」ことで、爪の表面の滑りが悪くなり、細いラインが滑らずにきれいに描けるようになります。
細いラインがきれいにまっすぐに描ければ、市松模様も麻の葉模様も自然ときれいに仕上がりますよ。
ねずこネイルの注意点
ベースカラージェル硬化後、爪のツヤを消してもラインがどうしても歪んでしまう場合は、硬化する前に修正しましょう。
歪んだまま硬化すると模様が汚くなってしまいます。注意してください。
歪んだラインの修正はこのような手順になります。
1. 細筆についた余計なジェルをキッチンペーパーでよく拭き取る。
2. ダッペンディッシュにエタノールを入れ、細筆の先にエタノールを軽くつける。
3. ラインの歪んた部分を筆先でなぞるようにして除去する。
硬化前のジェルはエタノールで除去できるので、拭き取りたい部分を筆でなぞれば歪んだ部分を取り除くことができます。
この時筆先につけるエタノールは軽めにしておきましょう。エタノールが多すぎるとジェルがにじんでしまいます。気を付けてくださいね。
ねずこの麻の葉模様ネイルのまとめ
ねずこの麻の葉模様は直線だけなのでやり方を覚えればかんたんにできます。
とはいえ、直線を上手に描くためには慣れるしかないのですが。
ねずこの帯の市松模様はもっとかんたんなので、興味があればこちらも試してみてくださいね!
炭治郎の羽織の柄のやり方を解説していますが、色を変えればねずこの帯モチーフのネイルになります。
鬼滅の刃の他のキャラのデザインは以下の記事でまとめているので、ぜひご覧ください。