この記事ではセフルジェルネイルのやり方を解説しています。
STEP毎に簡単にできるコツなども書いているので、セルフネイルをこれから始める人やまだ慣れていない人は見ながら挑戦してみてくださいね。
もくじ
セルフジェルネイル完成までの時間
デザインやジェルの種類、LEDランプにもよるのであくまで目安ですが、今回やっている単色であれば両手で1時間程で完成します。
ただ、慣れるまではもう少し時間がかかると思うので、ある程度の時間を確保して行なってくださいね!
STEP1.プレパレーション(下準備)のやり方
- ジェルネイルの持ちが良くなる
- 美しく仕上がる
など、うれしいポイントがたくさんあります。
さっそくやり方をチェックしていきましょう。
プレパレーションの大まかな流れ





準備するもの
プレパレーションを行うために、以下のアイテムを用意しましょう。
プレパレーションに必要なもの
- ネイルファイル(爪やすり)
- 甘皮プッシャー(ウッドスティックで代用可)
- エタノール
- コットンやティッシュ
ジェルや削った爪の片付けが楽になるので、テーブルや作業台の上に新聞紙やキッチンペーパーを敷いておくと良いですよ。

ツメの消毒
まずツメ周りを消毒します。
ジェルで爪の表面を固めますので清潔な状態にしましょう。
エタノールを含ませたコットンでツメの表面からツメの裏側まで拭いて消毒します。
ツメの形を整える


ネイルファイル(爪用のやすり)を使って、ツメの長さや形を整えましょう。
ツメの形がキレイなだけで、仕上がりがまったく異なります。
ネイルファイルはパッケージに「爪の長さを整える」と書かれているものを使います。
固さには種類がありますが「180/240G」あたりがちょうど良いです。
爪の形にはラウンド、スクエア、オーバルなどさまざまな種類の形があるので、やりたいデザインに合わせて選んでくださいね。

甘皮とルーズスキンとの除去
ルーズスキンの上からジェルネイルを塗ると、リフト(ジェルが浮くこと)しやすくなってしまうので処理をします。
まず指先をぬるま湯に3-5分ほど浸して甘皮をやわらかくしてください。
ふやけたらネイルプッシャーを爪に対して45°くらいの角度で当てて、爪の根元に向かって優しくこすります。
すると白い角質が浮いてくるので、ティッシュなどで拭き取ってください。
甘皮もニッパーや小さなハサミを使ってカットすることがありますが、少し難しいのでルーズスキンの除去だけでも大丈夫です。
甘皮を処理する場合、切りすぎるとささくれが剥けた時のように出血してしまう可能性があるので、やりすぎには注意してくださいね。

サンディング
サンディングとは、爪の表面に傷をつけることです。
小さな傷をつけることで、ジェルと爪の密着度を上げます。
ネイルファイルを使って、優しく表面をこすってください。
爪の際までしっかりとサンディングすると、ジェルネイルははがれにくくなります。
ただし、削りすぎると爪が薄くなってしまうので、気を付けてくださいね。
目安としては、爪が少し白く曇っているくらいで十分です。
使用するジェルによって推奨しているネイルファイルの硬さが違います。
それぞれのジェルの説明欄に載っているので確認してくださいね。
ずぼらな私は基本的に180/240以外は使っていませんが、守った方が良いです!笑
エタノールでふき取る
エタノールをコットンやティッシュに染み込ませ、爪を拭き取ってください。
油分や削りカスが残っているとジェルネイルをはじいてしまい、うまく塗れません。
せっかく拭き取っても、下準備後に指で触ってしまうとまた油分がついてしまいます。
触らないように気を付けてくださいね。
これでプレパレーションはおわりです。
続いてジェルネイルを塗布していきましょう。
ベースジェルの塗り方
ジェルネイルはベースジェル、カラージェル、トップジェルを重ねて完成します。
一番初め(下)に塗るジェルがベースジェルです。
カラージェルを直に塗ると爪に色素がついてしまうので、ベースジェルを塗ることでそれも防いでくれます。
ジェルネイルの中でも重要な工程なので、丁寧にやっていきましょう。
ジェルはLEDライトをあてるまでは固まりません。
落ち着いてじっくりやってくださいね。
ベースジェルをかき混ぜる
まずはベースジェルをかき混ぜます。
成分が底に沈殿している可能性があるので、よく混ぜてください。
ベースジェルを塗る
ネイルブラシにベースジェルを適量取ったら、爪の中央にのせます。
爪の中央から先に向かって塗っていくとやりやすいですよ。
半分塗り終わったら、根元にも塗っていきます。
はみ出すのを防ぐため、甘皮の1ミリくらい内側から塗り始めましょう。
サイドや根元、エッジ(断面)は、塗り残してしまうことが多い場所です。
リフトする原因になってしまうので、チェックしながら塗ってください。
指の角度や向きを変えてエッジにも塗りましょう。
LEDライトで硬化
ベースジェルをのせたら、LEDライトで硬化します。
硬化する時間は使っているライトやベースジェルによって異なるので、事前にチェックしておきましょう。
硬化するときは、すべての爪にライトが当たるよう、中央あたりに指を入れてください。
指がななめになっていると、ベースジェルが流れてしまいます。
ライトに対して平行になるよう、指の位置を調節しましょう。
硬化が終わると未硬化ジェル(固まりきらなかったジェル)が残りますが、拭き取らなくて大丈夫です。
そのままカラージェルをのせていきます。
カラージェルの塗り方
ベースジェルを塗り終わったら、次はカラージェルです。
基本的な工程は、ベースジェルとほとんど同じ。
- カラージェルを塗る
- 硬化する
一度塗りだと色が薄い場合は、1と2を繰り返します。
硬化後に未硬化ジェルが残っても、拭き取らないでください。
カラージェルを塗り終わるとこんな感じです。
ここからさらにトップジェルを塗ってツヤをだしていきます。
トップジェルの塗り方
カラージェルが塗り終わったら、仕上げにトップジェルを塗ります。
ポリッシュのトップコートとは違って、ジェルネイルを完成させるために必ず必要な工程です。
忘れずに塗ってくださいね。
ネイルブラシにトップジェルを取る
トップジェルは、ベースやカラージェルよりも多めに取ります。
ただし、多すぎるとはみ出しの原因になってしまうのでうまく調節してください。
ベースジェルと同様に、爪の根元→先に向かって塗っていきます。
エッジも忘れずに塗りましょう。
トップジェルは何本も一緒に塗布すると、表面がデコボコしてしまうことがあります。
カラージェルがキレイに塗れても台無しになるので、1本ずつ施術するのがおすすめです。
LEDライトで硬化する
トップジェルが流れないよう、指を平行にして硬化します。
ベース、カラー、トップジェルすべてに言えることですが、硬化時間はしっかりと守りましょう。
短すぎると固まらず、長すぎると未硬化ジェルも硬化して表面が曇ってしまいます。
キレイに仕上げるためにも、既定の硬化時間は守ってくださいね。
ツヤが足りないと思ったら、もう一度トップジェルを重ねてください。
未硬化ジェルを拭き取ったら完成
硬化が済んだら、表面に残っている未硬化ジェルを拭き取ります。
エタノールをコットンやティッシュに染み込ませ、優しく拭き取ってください。
これでジェルネイルの完成です。
乾燥を防ぐためにも、爪や甘皮部分にはネイルオイルを塗るのがおすすめですよ。
エタノールを触ると手の乾燥も招くので、ハンドクリームも忘れずに。
失敗した時の対処法
セルフジェルネイルをはじめてすぐは、失敗が付きものです。
失敗しても焦らないように、あらかじめ対処法を知っておきましょう。
ジェルがはみ出してしまった
どれだけ注意して塗っても、ジェルネイルがはみ出してしまうことはよくあります。
はみ出したときはウッドスティックを使って、はみ出た部分を取り除きます。
硬化した後にはみ出した部分だけ取り除くのは難しいので、はみ出た部分を処理してから硬化してくださいね。
硬化してもべたべたが残る
硬化して拭き取った後もべたべたする場合は、硬化時間を間違えていることが多いです。
基本的に未硬化ジェルは残るものですが、しっかりと硬化できていればエタノールでふき取ったらべたべたしません。
ライトやジェルの説明をもう一度読み、時間を確認してみましょう。
気泡が入る
丁寧に塗ったのに、完成してから気泡が入っているのに気づくことがあります。
見栄えが悪くなる気泡は、ジェルネイル自体に空気が入ってしまったことが原因です。
ジェルの容器を振ったり落としたりすると、空気が入ります。
そのまま爪に塗ると、気泡が入ったネイルに仕上がってしまうのです。
もしジェル自体に空気が入っていたら、冷蔵庫で20分くらい冷やしてから塗りましょう。
セルフジェルネイルのやり方を動画で確認!
セルフジェルネイルで魅力的な指先に
セルフジェルネイルは、アイテムを揃えるのに初期費用はかかっても長い目で見たら安く仕上がります。
とはいえ数千円もあれば揃えられるので、ネイルサロン1-2回分です!
ネイルサロンのように予約する必要もないので、好きなときにできるのも魅力のひとつ。
むずかしそうに見えますが、実際にやってみるとクオリティを求めなければそこまで大変なものではありません。
やり方次第ではプロ級の指先にもできるので、ぜひセルフジェルネイルに挑戦してみてくださいね!