ラグーンネイルとは太陽を光を浴びて反射しながら揺らぐ、水面を表したネイルデザインです。
透明度の高い海面が、きらきらと光っている様子はとってもきれいですよね。
その水面を爪に表現しています。
綺麗で幻想的なネイルですが、ジェルでないと作れません。
また特別な材料は一切必要ないので、セルフジェルネイルにもぜひおすすめ。
「ムラができてカラージェルが均一に塗れない」、という初心者さんにもチャレンジできるデザインですよ。
もくじ
ラグーンネイルデザインの特徴
ラグーンネイルとは、ゆらゆら揺らぐ水面をイメージしたネイルデザインです。
「水面」なので、海の色、ブルーやエメラルドグリーンなどの寒色系デザインカラーが多いですが、オレンジなどの暖色系でも合わせやすいデザイン。
もちろん人気色のピンクでもOKですよ。
ちょっぴり変わった個性的なデザインなので、ポイントアートとしての利用はもちろん、旅行など華やかに仕上げたいときにもおすすめです。
ラメと組み合わせると、より一層水面がきらきら光る様子が表現されて、きれいなネイルになりますよ。
ラグーンネイルに必要な材料
ラグーンネイルに必要なアイテムはこのようになっています。
つめ美
ベースとなるカラージェルは白以外なら何色でも構いません。
ラメが入っていたりシアー系のカラーでもきれいな仕上がりになるのでおすすめです。
ラグーン模様を作るには、白いカラージェルで水面の揺れを表現するため、白のジェルは必ず用意してください。
また、クリアジェルを少量づつ使うときに、細筆、もしくは爪楊枝が必要になります。
ラグーンネイルのやり方

爪に施す場合は、サンディング後ダストを払い、ベースジェルを塗布、カラージェルを塗ってください。

ベースカラーの色の濃さは好みで、色ムラが出てもラグーン柄によってわかりにくくなるので、2度塗りでなくても構いません。
しかし、かなり白の色が濃い場合は、クリアジェル(トップジェルでも可)を混ぜて少し薄めておきます。
爪楊枝でまんべんなく混ぜておきましょう。
この工程は薄めの白いジェルであれば必要ありません。
粘度が高い(固い)、マットが濃い白いジェルの場合はかならず薄めてくださいね。
白いジェルは1度塗りで構いません。
また少々ムラになってもOK。
硬化はまだしません。
そのクリアジェルを、白いジェルが塗布された部分に落とします。
するとジェルのセルフレベリング効果で、クリアジェルがだんだんと広がります。
同じようにいくつかクリアジェルを落とします。
クリアジェルの量を調節しながら、全体的にいくつか落とし、ジェルが広がるのを待ちます。
このように全体的に水面のように、クリアジェルが広がります。
硬化します。
最後にトップジェルを塗布、硬化します。
ラグーンネイルを上手に作るコツ
コツはセルフレベリング効果を十分に生かすことにあります。
ジェルははちみつ状の粘度の高い樹脂で、ほうっておくと自分の力でどんどんと広がり平らになっていきます。
この働きを「セルフレベリング効果」といいます。
ラグーンネイルはこのセルフレベリング効果を生かすことで、硬化前の白ジェルの中にクリアジェルが広がり、しかも各々違う大きさのクリアジェルが広がることで、水面が表現できるアートです。
落とすクリアジェルの量を変えたり、時間をかけてジェルが広がる様子を見ながら、好みのラグーン柄を作りましょう。
ラグーンネイルの注意点
セルフレベリングの働きは少量のジェルではおきません。
しかしジェルを多く落としすぎても、きれいなラグーン柄ができません。
ラグーン柄を作る際のジェルの量を調整しながら作りましょう。
多すぎるジェルの量は硬化に時間がかるだけでなく、熱を発して熱さを感じる原因となってしまいますよ。
ラグーンネイルの参考デザイン
インスタで見かけた素敵なラグーンネイルをご紹介します。
デザインや色合いの参考にしてみてくださいね。
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ラグーンネイルで幻想的な水面を楽しんで!
ラグーンネイルはジェルのセルフレベリング効果を生かしたデザインです。
そのため、ジェルの動きによってできるラグーン模様が変わってきます。
同じ模様はひとつとして出来ないのです。
常に動いている水面も同じ動きはしません。
本当に水面と同じですね。
そんな幻想的なネイルをぜひ楽しんでくださいね!