和柄・・・日本の独自の模様のことを和柄と呼びます。
浴衣や着物だけでなく、ちょっとしたバックやポーチ、アクセサリーにも和柄はよく使われていますよね。
でもセルフネイルで和柄といってもどうすれば良いのか…
矢の形を並べた「矢絣(やがすり)」や市松模様や唐草模様は作るのが大変そうだし…
そんな時も大丈夫、この記事では簡単にできる和柄ネイルの作り方とそのコツをご紹介します。
もくじ
和柄ネイルで残の特徴
和柄ネイルは、純粋に和装に用いられるような柄でなくても構いません。
ちょっと和装っぽいな、という「和テイスト」であることが大切。
「和」の雰囲気でポイントアートを作ることもできるので、着物を着たときなどに合わせやすくアクセントにもなるはず。
ラインストーンなどは使わないので派手過ぎず、でも品よく華やかに、シンプルでもできる、バリエーション豊かなネイルです。
和柄ネイルデザインに必要な材料とアイテム
今回は和柄で花を描きます。必要なものはこちらです。
- ベースジェル
- クリアジェル(トップジェル)
- カラージェル(今回はベージュ、黒、赤)
- 細筆
- 爪楊枝
つめ美
爪楊枝でドットフラワーを描きます。
ドットペンがある場合はドットペンを使ってください。
また、和柄ネイルは色選びが重要、ベースは慣れるまではマットな色を使ったほうがいいでしょう。
今回はベースにベージュ(肌色)、和柄に赤と黒を使います。
もちろん、ほかの色を使っても構いませんが、後述する「上手に作るコツ」でのポイントを抑えた色選びをしてくださいね。
和柄ネイルデザインのやり方

ベースはベージュ(肌色)にしました。
爪に塗布する場合はサンディング後、ダストを払い、ベースジェルを塗布・硬化、その後ベースカラーを2度塗りしてください。
今回はかすれたようなラインを縦に3本引きました。
かすれたラインのほうが簡単なのでおすすめです。
さらに横ラインはNGで必ず縦ラインにしてください。
横ラインは爪が太く見えるだけでなく、和服は縦のラインを意識した服です。
「和」の雰囲気が出やすいのは、横よりも縦のラインですよ。
爪楊枝の後ろ側に軽く赤いジェルをとります。
そのままスタンプを押すように爪に軽く押しつけて、ドットを作ります。
画像は2つ並べてドットを作った画像です。
花びらを意識しながら5つドットを並べます。
間隔を見ながらもうひとつドットフラワーを作りました。
硬化はドットフラワーを作ってからでも構いませんし、ひとつひとつドットを作ってからでもOKです。
ドットを5つ並べて梅の花の出来上がりです。
和柄ネイルを上手に作るコツ
和柄ネイルにはいくつかのポイントがあります。
現代人にとって「和」とは昔から続いた文化や生活のことを指しますが、裕福だった江戸時代の影響が大きく残っています。
つまりテレビの時代劇のような、江戸時代を意識することが大切なのです。
- 江戸時代に存在しない色を使わない
- 江戸時代にない花を描かない
たとえば、江戸時代の日本にハイビスカスはありません。
またショッキングピンクやネオンピンクは存在しません。
さらに、江戸時代の染色は植物を使っているため、存在しない植物の色もあり得ませんし、茄子紺はあってもブルーベリーの色はないのです。
さらに、金、銀はあっても、ピンクゴールドなどちょっと変わった金属の色はありません。
このように江戸時代にあった花や色を使えば、自然と和柄ネイルができるはずなのです。
左のネイルは和紙を埋め込んだもの、右の図案は桜を模したものです。
左はメタルスティックが、右はラメが埋め込んであり、このようなアレンジが入ると、ちょっと「和」を残しつつ、現代風の雰囲気が入りますよね。
しかっかり「和」を意識したいのなら、アートパーツはやめましょう。
和柄ネイルを作るうえでの注意事項
和柄ネイルはそもそも、あまり派手なものではありません。
ラインストーンなどを入れてアレンジするのもいいですが、ストーンやパールなどを入れれば入れるほど、「和」からかけ離れていくことは忘れないでおきましょう。
派手にしたいときは細かい柄を描くこと、さらに金・銀のラメを入れてみるとちょっぴり華やかになりますよ。
和柄ネイルデザインの参考画像
インスタで見かけた素敵な和柄ネイルをご紹介します。
デザインや色合いの参考にしてみてくださいね。
この投稿をInstagramで見る
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和柄ネイルデザインでシックに大人のネイルを楽しんで
和柄ネイルはたとえ細かい柄であっても、ゴールドやシルバーを入れても、派手過ぎない、品のある華やかさのあるネイルです。
和を意識すると使える色やアイテムが限られるかもしれませんが、ちょっぴり江戸時代気分を楽しめるはず。
大人だからこそ似合うシックな和柄ネイルにチャレンジしてくださいね。