つめやネイルにヒビや亀裂が入った場合などに、スカルプチュアジェルを使って補強や補修をすることができます。
通常のジェルと違って粘度が高く修正しやすいので使いやすいです。
画像でできるだけ詳しく解説しているので、補強するときの参考にしてみてくださいね。
ハードジェルよりも硬く、長さ出しや補強がしやすいジェルです。昔からあるサロンなどで長さ出しするときに使われているアクリルスカルプチュアとは違いセルフネイラーさんでも扱いやすいジェルです。

ネイルの先が欠けたときの直し方は以下の記事をご覧ください
スカルプチュアジェルで補強・補修するのに必要なアイテム


スカルプチュアジェルで爪を補修するときに使うアイテムです。
- スカルプチュアジェル
- ベースジェル
- オレンジウッドスティック(もしくは金属のスパチュラ)
- エタノール
- ダッペンデッシュ(容器)
- キッチンペーパー
- ファイル各種(100~180グリットとスポンジファイル)
- コットン
ベースジェルについて
ベースジェルを塗布してからスカルプチュアジェルを塗布していきます。
スカルプチュアジェルでネイルを補強・補修する方法


画像は見本のチップですが、じっさいの爪に施す場合もまずサンディングをしてダストを払い、エタノールで消毒してください。
ベースジェルを塗布して硬化します。


スカルプチュアジェルを少量、オレンジウッドスティックにとります。


ヒビの大きさにもよりますが、ジェルを伸ばした際にヒビ全体がカバーできる量が必要です。
目分量で分からない場合は少し多め、小豆大半分くらいの大きさのジェルをとっておきましょう。
あまりスカルプチュアジェルが少な過ぎると、硬化後のファイルがけで爪を削ってしまうリスクが上がります。
スティックに取ったジェルを爪に乗せます。


ダッペンデッシュにエタノールを入れ、ジェル筆をエタノールに浸します。


ジェル筆のエタノールを軽くキッチンペーパーの吸い込ませます。
水分が軽くしみ込んでいる程度で構いません。


爪に乗せたスカルプチュアジェルを、筆の腹で軽く押し広げます。
筆でジェルを軽くたたくように広げヒビをカバーし、フラットな状態にしていきます。


この時、力を入れてジェルを広げ過ぎると凹凸ができてしまうので、軽い力で行ってください。


また筆先のエタノールが渇くと、ジェルが筆に付着して扱いにくくなります。
適度にダッペンデッシュ内のエタノールを筆に吸わせながらジェルを広げましょう。
少しづつ筆の腹でジェル広げることを意識してください。
爪からジェルがはみ出ないように、端っこも筆先で整えながらジェルを広げてくださいね。


しっかりヒビ部分をカバー、かつ爪とできるだけフラットにジェルを広げたら硬化します。


横から見てもこのように凹凸があまりないのが理想です。


硬化します。
スカルプチュアジェルを硬化したら未硬化ジェルを拭き取ります。


ファイルで爪の表面の凹凸を削ります。


指の腹で爪の表面を触ると、凸凹しているのがわかります。
その出っ張ってる部分を中心にスカルプチュアジェルがフラットになるようにファイルをかけます。
この時、削りすぎには注意してくださいね。
あまり削りすぎると補強効果が低くなってしまいますよ。


凹凸が取れたら、爪全体にスポンジファイルをかけます。


スポンジファイルを爪全体にかけることで、スカルプチュアジェルをオンしていない部分にも傷がついて、次に塗布するジェルの密着が良くなります。
この先はカラージェルを塗布したり、ラメをのせたり、通常のジェルネイルをしてください。
亀裂やひび割れを補修・補強するときの注意点
他にも「アクリルスカルプチュア」を使って修正する方法などもありますが、ジェルに比べて扱いが難しく慣れていないセルフネイラーさんにはあまりお勧めできません。
時間がすごくかかったりグリーンネイルになったりする可能性もあるので。



自分では対処が難しそうだと感じたらネイルをお休みしたりサロンにお願いした方がいいかもしれません
亀裂やひび割れを補修・補強する方法のまとめ
今回はスカルプチュアジェルを使って亀裂やひび割れた爪を修正する方法をご紹介しました。
他にもやり方はありますが、通常のジェルネイルに近い使い方のできるスカルプチュアジェルはセルフネイラーさんが補修、補強するのにおすすめです。
当記事のようにチップで試したり練習できるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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