ネイルアートに挑戦してみよう!と思ったときに、初心者の方が特に始めやすいのがドットネイルです。
シンプルなデザインですが、ネイルアートの中でもよく使われますね。
夏のネイルにもよく使われるデザインで、涼しい印象のデザインにもぴったりです。
また何年経っても人気が衰えないのも、ドットネイルの魅力の一つです。
ここでは、そんなドットネイルの初心者の方でもできる簡単なやり方と、必要な材料をご紹介していきましょう。
もくじ
ドットネイルの特徴
ドットネイルとは、カラーやパーツなどを使って水玉模様を描くネイルのことをいいます。
ドットの大きさは様々で、オーソドックスな小さなドットから、変則的な大きさを楽しむドットまでと幅広くデザインもあります。
何よりも季節感に合わせやすいデザインで、どんなカラーでも様になるので、セルフネイルでもとても人気のあるデザインです。
ブルー系で爽やかにするのも◎、秋のチャコールカラーと合わせても◎な万能デザインといえます。
初心者向けのデザインでもあり、やり方もコツを掴むととても簡単なのも身近に感じるポイントですね。
ドットネイルに必要な材料
※ドットのデザインネイルを作るためにカラーは4色使用します。
つめ美
また、代用品として身近な爪楊枝を使うときれいなドットを描くことができます。
ドットの大きさによって、細筆などを使わけるとムラのないドット柄を描くことができます。
ドットネイルのやり方

ベースコートジェルは薄めに塗って、カラー乗りをよくする効果があります。

今回はデザインがわかりやすいように、白をベースカラーにします。
2度塗りが基本で、できるだけムラのでないように薄めに塗るようにしましょう。

ドットは真ん中から打つようにすると、バランスのいいドット柄を作ることができます。
ドットペンは、何回かに一度カラージェルを拭き取るようにすると、ドットの大きさが変わらないのでこまめに拭き取るといいでしょう。
ドットペンは上下で大きさが異なります。
カラージェルは伸びが出るの、ドットの面積の少ない小さなドットが初心者の方にはおすすめです。
真ん中のドットと等間隔でドットを打って、大まかな全体のバランスを取ります。
ここはどのサイズのドットでもポイントになりますが、はみ出すようにバランスを見ながらドットを打ちます。
爪をキャンパスとして、キャンパス内にドットを収めてしまうと窮屈な仕上がりになってしまいます。
はみ出したドットを打つことで、爪が大きく見えたり、まとまりが出ます。
ドットを全体的に入れることができたら硬化します。
表面をならすようにクリアジェルを塗って硬化します。

クリアジェルを塗って、ゴールドのアクセサリーパーツを置いて硬化します。
トップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成になります。
ドットネイルのコツ
ドットネイルを作るときのコツを紹介していきます。
なんとなくの間隔で打つドットネイルをしていたという方も、きれいにドットを打つことができるようになりますよ。
ドットペンは常に拭くこと
常にペンを拭くことで大きさの均一なドットを打つことができます。
やり方の項目でも紹介しましたが、カラージェルがダマになってくる、筆先に付きすぎることでドットの大きさが変わってしまいます。
意図的に大きさを変えたデザインでなければ、不自然になってしまうのでこまめに筆先のカラージェルを拭き取ることはきれいに仕上げるコツです。
ドットを打つ位置を整える
ドットを打つとき、ただ適当に間隔を空けている人も多いと思います。
写真のように、縦横のドットが交差させて打つことで均一なバランスを保つことができます。
また端から打つとバランスが崩れることもあるので、できるだけ真ん中からドットを入れていくといいでしょう。
大きめのドットの場合やドットに慣れてきたら、斜めにドットを入れていくデザインもありです。
大きなサイズのドットの方が、バランスを取りやすいので斜めにドットを入れていくのもいいですね。
写真の矢印の方向に打つといいでしょう。
また、仕上がりも真ん中から打ったドットと同じようになるのが理想的です。
ドットペンは先が丸くなっているので、角ばってしまう失敗などなく初心者の方におすすめです。
100円ショップでも購入できるので、是非試してみてくださいね。
ドットペン以外のドットの打ち方
ドットペンがないと、きれいにドットが打てないのかというとそうではありません。
代用品やパーツでドットを作ることもできるので、ここではよく使われる代用品で実際にドット柄を作ってみましょう。
爪楊枝を使う
一番身近なアイテムとしても使われているのが爪楊枝です。
爪楊枝を使うとき、先ではなく裏を使うとドットペン同様丸みがあるので、形にムラのないドットを描くことができます。

カラージェルを塗る工程は、やり方の方で解説しているのでそちらを参照してください。

次にカラージェルでドットを作っていきます。
写真のように、真上から爪楊枝を落とすようにから爪楊枝を使います。
その方が均一なドットを打つことができるからです。
真ん中から打っていきましょう。
カラージェルを取ったときのように、真上からドットを描きます。
斜めにドットを打つと変形してしまうことがあります。この真上からというのはドットでは大切なポイントですね。
バランスをとるようにドットを打って硬化します。

ドットペンと爪楊枝で差が出るところは、ドットのサイズ調整がしにくいところですね。
小さなドットを打ちたいからと、爪楊枝の先を使ってしまうと上手くドットが打てないことがあります。
爪楊枝を使ったドットは、裏を使うことが前提ですね。
代用品ですが、身近なもので使い勝手のいいアイテムです。是非試してみてくださいね。
ホログラムを使う
より初心者の方におすすめなのがホログラムを使ったドットネイルです。

カラージェルを塗って硬化した後、未硬化ジェルを拭き取っていない状態でホログラムを乗せるとクリアジェルの厚塗りにならないので◎です。
今回使用するのは、5㎜のホログラムです。

ホログラムを使ったドットは、はみ出し部分を作ることができないので、今回のようにできるだけ小さなホログラムを使ってドットを描くことでバランスのいいドット柄を作るようにするといいでしょう。
また、カットしてはみ出しを表現することもできます。
今回はわかりやすく白黒でデザインしましたが、カラフルなホログラムやオーロラホログラムなどで変化に富んだデザインを楽しむこともできます。
※パールやアクリルストーンなどを代用しても、かわいいドットを打つことができます。
ドットネイルの注意事項
ドット柄を作るときは次のことに注意しておくようにしましょう。
- ドットの間隔は均等にする
- 大きさ、形を保つために筆先は常にカラージェルを拭き取る
- ドットが映えるトーンを選ぶ
- はみ出すことでバランスを図る
夏らしく涼しいシースルーネイルにも
夏らしいデザインネイルの中でも、ドット柄が似合うのがシースルーネイル(ストッキングネイル)です。
かわいいだけではなく、大人っぽさを感じることができるデザインです。
また、今年も人気のシアーカラーを使って涼しさもありますね。
クリアベースが楽しめる季節でもあるので、是非この夏に黒だけではなくいろんなカラーのシースルーネイルに挑戦してもいいでしょう。
ポップなネイルから大人ネイルまでに振り幅が魅力!
ドットネイルのやり方やコツなどを紹介してきましたがいかがでしたか?
ドットネイルは大小、カラーなどの組み合わせがたくさんあり、いろんな表情をみせてくれるデザインネイルです。
夏にはクリアベースもかわいいドットネイルは、これからのシーズンにぴったりなデザインでもあります。
是非いろんなドットネイルで、指先を自分色に変えてみましょう。