クリアジェルを選ぶポイントはずばり、持ちの良さとツヤです。
さらにクリアジェルは一番はじめに塗るジェルで直に爪に触れるので、爪の健康を維持するため品質にも気を使うべきジェル。
ただブランドやメーカーが多すぎて、どのクリアジェルを買えばいいのか分かりにくいです。
でもご安心ください!
この記事で密着度やツヤの良さ、コスパに優れたものなど、おすすめのクリアジェルを紹介しています!

メーカーごとの特性を生かした使い分け方法も解説しているので「どのクリアジェルを使えばいいか分からない」なんて人はぜひチェックしてみてください
クリアジェルの使用用途
クリアジェルには以下のような使い方があります。
- 下地にベースとして塗る(ベースジェル)
- カラージェルの上に塗りコーティングしツヤをだす(トップジェル)
- カラージェルにミキシングジェルの代わりに混ぜる
ベース用と仕上げのトップ用でジェルが分かれている場合もありますが、どちらでも使える兼用のクリアジェルが多くなっています。
ベース部分は爪に直接触れるので品質や持ちを重視し、トップ部分は仕上げなのでツヤや持ちなどを優先して選ぶのがオススメです。
おすすめクリアジェルメーカーとそれぞれの特徴


現在、数百種類のジェルメーカーが存在しますが、その中からセルフネイラーさんが扱いやすいクリアジェルを数種類ご紹介します。
持ちの悪いブランドなどは剥げたときに爪にダメージをあたえるため、クリアジェル選びはとっても重要。
この記事で紹介しているジェルはプロも使うクリアジェルなので品質的にも安心して使えます。



サロンでは爪が薄く悩んでいる人でもジェルが楽しめるように、爪に対する悪影響を最小限にとどめるジェルが使われています。そのためプロが使っているというのは信頼できる目安です
バランスがいい「nail for all(ネイルフォーオール)」


ネイルフォーオールは、ここ10年ほどで急成長した国産ブランドです。
プロ向けの問屋などでは扱われていないにもかかわらず、プロネイリストにも愛されています。
その理由はコスパの良さ。
価格が安いにも関わらずベースジェルの持ちがよく、トップジェルのツヤもいい、さらに柔らかめから硬めまでジェルの種類が多いのも特徴です。
特徴・おすすめの理由


- 5gの小さいサイズのベースジェルがある
- 価格がリーズナブル
- トップジェルのツヤがいい
- LED対応(UVのみの対応が1種類だけある)
- ベースジェルの持ちがいい
おすすめの人
- タイマー付きのLEDライトを持っている人
- 価格が安いジェルがいいが持ちの良さも欲しい人
気になるところ
- 開封後、長期間(3ヶ月程度)経過すると少しジェルが固くなる
- 指定時間を守らないとツヤがでにくい
5g ¥2,000位
ネイルフォーオールには数多くの製品が存在しますが、なかでも「スネークベースジェル」というベースジェルの持ちが非常に良く、また5gという小さいサイズがあるのがおすすめのポイントです。
さらに「ファイナルステージトップジェル」というトップジェルのツヤは抜群。
このトップジェルは柔軟性にも優れているので、ニッパーで挟めばすぐにラインストーンも除去できます。
しかし、効果時間をきちんと守らないとツヤは出ません。
そのためタイマー付きのLEDライトを持っていない人はきちんと時間を図って硬化する必要があります。



リニューアルされました↓
ツヤ重視なら「ibd(アイビーディー)」


アメリカ製メーカーなのであまり馴染みがないかもしれませんが、日本で1番初めにジェルネイルを発売したのがこの「ibd」。
現在では世界70ヶ国以上で愛される老舗ネイルメーカーです。
持ち、ツヤ、強度に優れていて、これ以上はないといえる最高品質のジェルブランド。
画像は大きめサイズのボトルになりますが、コンパクトなコンテナもあります。
特徴・おすすめの理由


- ツヤがいい
- 爪への密着がいい
- 指定時間以上であればツヤが簡単に出る
- 品質が高い
- LEDライト、UVライト両方に対応している
オススメの人
- 安心できるメーカー品がほしい
- ベースジェルとトップジェルを分けたくない
- 価格より質や持ち、ツヤ重視
- いつもジェルの持ちが悪い・爪が薄い・柔らかい
- ライトにタイマーがついていない
気になるところ
- 価格が少し高い
14g ¥7,000~9000円程(輸入品のため価格にバラつきがあります)
ibdは持ち、ツヤ、UV・LED両方対応、適度な硬さで使いやすいテクスチャーなど、ほぼ完璧なジェルです。
少々価格が高いですがその分優れていて、塗布量が多すぎても硬化指定時間以上であれば必ずツヤを出すこともできて、初心者さんにもかなり扱いジェルです。
柔らかすぎず硬すぎずないため、セルフレベリング効果も感じやすく表面をつるっと仕上げることができます。
また強度が高いため、爪が柔らかく弱い人にも◎。
持ちが悪い人は「para gel(パラジェル)」


爪を削らなくてもしっかりと密着するサンディング不要の「ノンサンディングジェル」は現在ではいくつかのメーカーから販売されています。
そのノンサンディングジェルの先駆者的存在がパラジェルです。
国産ブランドで日本人の爪質に合わせて開発されているため、持ちは抜群。



ジェルの持ちが悪いという人は一度試してみる価値ありです
特徴・おすすめの理由


- 日本人の爪質に合っている
- 持ちがいい
- ノンサンディングで爪に優しい
おすすめの人
- サンディングしたくない
- ジェルの持ちが悪い人
気になるところ
- 開封後3ヶ月程度でジェルが少し硬くなってくる
- ツヤはイマイチ
- 価格が高い
4g ¥3,500程
多くの日本人の爪に合っている日本製のパラジェルは、爪への密着がかなりよく、持ちが悪い人には特におすすめです。
ノンサンディングジェルではありますが、サンディングすればするほど持ちはよくなります。
ただし、開封後時間がたつと少しづつジェルが硬くなってくるため、消費量の少ないセルフネイラーさんにとってはそこが少し難点。
硬くなっても使えないわけではありませんが、伸びが悪く、さらっとした使い心地ではなくなるため、開封直後よりは扱いにくくなります。
スムーズな筆運びや塗りやすさよりも、持ちの良さを特に重視したい人に使いやすいクリアジェルです。
一層残しするなら「BIO SCULPTURE GEL(バイオスカルプチャジェル)」


バイオジェルと呼ばれ、日本でジェルネイルが流行るきっかけとなったブランドです。
持ちが良く、適度なテクスチャーの硬さはセルフネイラーさんに扱いやすく、熱烈なファンが多いのが特徴です。
スタンダードタイプであればUVライト、LED、共に対応しているため便利ではありますが価格がかなりお高め。
そのため直に爪につくベースのみをバイオにして、カラージェルやトップジェルは他のメーカー、といった使い分けがおすすめです。



バイオジェルだけじゃなくて価格が高めのジェルは特徴だけ活かしてリーズナブルなメーカーと組み合わせるとコスパ良しです
特徴・おすすめの理由


- 持ちがいい
- UV・LED両方対応
- 品質が高い
おすすめの人
- ジェルの持ちが悪い人
- 品質重視
気になるところ
- 価格が高い
4.5g ¥4,500~¥5,000
LED、UV共に対応で4.5gというミニサイズもあり、テクスチャーも適度な硬さでセルフネイラーさんには扱いやすいジェルです。
「サロンでバイオジェルをオンして持ちの良さに感動してセルフでもバイオを購入」というセルフネイラーさんも多く、持ちの良さには本当に感動します。
爪に直接につけるものだから、価格よりも品質を重視したい人にはぴったり。
ほかのメーカーのジェルはオフのときに簡単にアセトンなどの溶液に溶けますが、バイオジェルはしっかり爪に密着しているので、ベースを残して爪への負担を軽くするオフ方法、「一層残し」もやりやすいです。
ただ、持ちは良いものの、ツヤは特筆して良いというわけではないので、ベース用に使うのがおすすめのジェルです。
コスパ重視なら「MELTY GEL(メルティージェル)」


メルティージェルは、価格がかなりリーズナブルな点が魅力のブランドです。
それでいてツヤもそこそこ良く、テクスチャーも柔らかなので扱いやすいのがポイント。
特徴・おすすめの理由


- リーズナブル
- ツヤがそこそこいい
- テクスチャーがゆるく薄付きが可能
おすすめの人
- ジェルの持ちがもともといい人
- 爪がしっかりしている
- 薄く自然な仕上がりが好き
気になるところ
- 厚さが出しにくいので爪が薄く弱い人には不向き
14g ¥1,500~2,000
価格がリーズナブルなのに、ツヤがいいことで知られるジェルです。
かなりさらっとしているジェルなので、薄く自然な仕上がりが好みの人にぴったり。
そのため、強度を出したいといった爪が弱い人にはあまり向いていません。
もともと爪が丈夫でしっかりとしたアーモンド型の人にはかなりおすすめです。
ベース兼トップジェルやトップ専用ジェルもあり、兼用ジェルもツヤがいいですが、トップ専用ジェルのほうがさらにツヤツヤです。
ただ、密着がさほどいいわけではないのでベースよりもトップジェルとしての使用に適しています。
持ち・ツヤ・強度を高める使い分け方


ジェルメーカーは品質や持ちがいいほど価格が上がる傾向があります。
しかしあまり値段が高くなりすぎると、セルフネイルの意味がなくなってしまいますよね。
そこで、メーカー毎の特徴を組み合わせて、持ち、ツヤ、強度を高く維持しながらジェルを使い分けるのがオススメ。
例えば、
- 持ちの悪い爪質の場合、ベースジェルは価格よりも持ちの良いジェルを選ぶ
- トップジェルには価格帯を抑えたメーカーを選ぶ
などです。
各メーカーの特性を生かしてベースとトップジェルのメーカーを使い分けることでコストも抑えられ、かつ自分の爪質に合った強度のジェルになりますよ。
【価格重視の人に】おすすめのジェルの使い分け


セルフネイルをリーズナブルにするにはこの2つのメーカーがおすすめ。
- エンジェル
- メルティー
またコスパ重視タイプで持ちが悪い人はベースに「エンジェルスネークベースジェル」をつかってみてください。
ベースの持ち、トップのツヤともにエンジェルを使うのもオススメですが、価格重視のためにはぜひメルティーも使ってみてくださいね。
お値段の割にかなりいいですよ。
【品質重視派に】おすすめのジェルの使い分け


この3ブランドの品質はかなり良いです。
- パラジェル
- バイオジェル
- ibd
お値段は張りますが、爪のダメージを最小限に抑えられます。
また、持ちが悪い人はベースに「パラジェル クリアジェルEX」か「バイオジェル」、ツヤを重視したい人はトップに「ibdクリアジェル」を使ってみてください。
この3ブランドは甲乙つけがたいところですが、ツヤならibd、持ちならパラジェル、バイオジェルが優れています。
【爪が薄い・強度を重視したい人に】おすすめのジェルの使い分け


- ベース部分:パラジェル クリアジェルEX
- トップ部分:ibdクリアジェル
しっかりサンディングしてパラジェルを塗布、それからibdを厚めに塗布することで強度、密着ともにアップします。
すぐ剥げる、折れる、という方はこの組み合わせをぜひ試してみてください。
【持ち重視の人に】ジェルのおすすめ使い分け
爪が弱いわけではないのにすぐ剥げる、という場合は爪質とジェルの質があっていない可能性があります。
そのため、ベースジェルを日本人の爪質に合いやすい日本製を試してみてはいかがでしょう。
ジェルの裏面に日本製と記載されていることを確認してくださいね。


トップジェルはコスパ重視で「メルティー」やツヤのいい「エンジェル ファイナルステージ」あたりと組み合わせるのがおすすめ。
【ツヤ重視の人に】おすすめジェルの使い分け


- コスパ重視:エンジェル ファイナルステージ(トップジェル)
- 品質重視:ibdクリアジェル
ツヤがもっともいいのは「ibdクリアジェル」その次が「エンジェル ファイナルステージ」です。
お財布事情に合わせて選んでくださいね。
またベースジェルはコスパで選ぶなら「エンジェルスネークベースジェル 」、質重視なら「パラジェル クリアジェルEX」がおすすめです。
クリアジェルは自分にあったものを選ぼう


持ちやツヤ、強度などはジェルメーカーによって大きく変わってきます。
各メーカーの特徴などを理解して自分の爪にあったジェルを使うことで、折れる剥げるといったトラブルが減少しますよ。
また、セルフネイラーさんとしては価格も気になるところ。
ジェルの特性を生かして使い分けをして価格をおさえてみてください。



使い分けることでコスパ良くジェルネイルを楽しめます
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