日本の奥ゆかしい雰囲気を保ちながら、洗練された印象もしっかりと出すのがべっ甲ネイル
デザイン性の高いネイルですが、シンプルなカラーリングとの相性も抜群です。
夏にはクリアカラー、シアーカラーなどと組み合わせても涼しげになり、秋冬にはモコモコファー仕上げのネイルとも合う、そんな万能なデザインでもあります。
ここでは、そんなべっ甲ネイルのやり方と必要な材料を紹介していきましょう。
もくじ
べっ甲ネイルの特徴
べっ甲ネイルは、べっ甲細工をモチーフにしたデザインネイルのことをいいます。
べっ甲細工を実際に、ネイルに使用しているわけではありません。
色味でいうと黄色、オレンジ、ブラウンの色をベースにしたもので作るのが特徴で、大人っぽいデザインとしても人気のネイルです。
最近ではベースとなるカラーを変えて、カラフルにアレンジしたべっ甲ネイルなども人気があります。
べっ甲ネイルに必要な材料
べっ甲ネイルをするのには写真のような材料が必要になります。
つめ美
用意するものはシンプルで、基本的なセルフネイルキッドにあるもので十分補うことができます。
べっ甲ネイルのやり方

ファイルされていないところはないか、しっかりチェックを入れながらおこないます。
自爪が薄くなってしまうので、爪の削りすぎにも注意をしましょう。



硬化時間は少し長めにとっておくと、爪との密着度も上がります。

ベースカラーは基本2回塗りですが、べっ甲ネイルではベースカラーの黄色とダークブラウンをなじませる工程があるので、一度塗りで硬化します。

黄色とブラウンをドットのように爪の上にのせます。このとき、色味が強く出やすい黄色は少し量を少なめにおくと色の調和が取れてバランスもよくなります。

色を混ぜるのではなく、境目をぼかすように平筆にクリアジェルを少量とっておこないます。
うまく色がなじまなかったところは細筆を使って、微調整を加えていきます。
カラージェルは放って置くと形が変わりますので、早めに硬化をすることが大切です。
上からさらにクリアジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って、ファイルで形を整えてトップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成になります。
べっ甲ネイルのコツ
べっ甲ネイルのコツとして、色をより自然になじませることが大切になります。
そこで要となるのが筆の柔軟さです。
ジェルクリーナーでしっかり拭いていても、筆先が固くなっていることがあります。
その状態で筆を使うと、べっ甲柄独特のなじませた風合いが出ません。
写真のように、筆の根元からしなるように筆を柔らかくしておくことが、重要なポイントになってきます。
べっ甲ネイルの注意事項
べっ甲ネイルは色をぼかすバランスが難しいポイントになってきます。
色をなじませすぎると、マーブル柄のようになってしまいますし、残し過ぎてもアニマル柄のような仕上がりになってしまいます。
ベストななじませ方というのを、自分の好みで見つけることを目標にすることがいいですね。
好みもありますが、混ぜすぎると遠くから見た時に、一色に見えることがあります。
せっかくデザインネイルを作ったのなら、べっ甲柄が映えるネイルにしたいところですよね。
べっ甲ネイルの色選び
べっ甲ネイルでは主に、イエローベースとブラウンベースのカラーを使ってべっ甲柄を作っていきます。
ここでは、そんな色の違いで同じべっ甲ネイルでも、違う表情をみせてくれるという説明をしていきましょう。
イエローベースでも春夏のイエローと、秋冬のイエローがあり、写真の左側のような明るめのカラーを使うことで、トーンアップができます。
逆に右側のように、ビビットなイエローを使うとぼかし部分の濃淡が浅く、渋みのあるべっ甲柄になります。
また、色味に大人っぽさをプラスしたい場合などには、オレンジよりのイエローを使うと、より暖色系に深みのあるデザインになります。
ブラウンの配色ですが、こちらもイエローベース同様に、左から明るい色から並べてみました。
トーンを明るめにしたい場合は、モカのようなブラウンを使い、より濃淡を濃くするならチョコ系のブラウンを使うといいでしょう。
一番右側にあるラメ入りのブラウンカラーは、ぼかした時によりフワッとした印象を与えてくれます。
注意したいのは、ブラウンの色味が濃すぎるとイエローを潰してしまうことがあります。
そういった失敗にならないように、ブラウンのカラーには少しクリアジェルを入れて、色馴染みしやすくするのもいいでしょう。
カラーでガラッと印象が変わるべっ甲ネイル
べっ甲ネイルのカラーアレンジは様々で、色を変えるだけでもデザインの幅が大きくなります。
- ホワイト×ブラック
- ブラウン×グレー
- ブルー×水色
- グリーン×オレンジ
などいろんなカラーの組み合わせがありますが、特に人気なのが赤×ピンクのべっ甲ネイルです。
写真のようなデザインネイルにしての暖色系のべっ甲ネイルに、寒色系単色塗りをプラスしました。
べっ甲ネイルの持つ、大人らしさにプラスセクシーなイメージが重なったデザインネイルですね。
「普通のべっ甲ネイルに飽きてきた!」という方にも、変わったデザインに挑戦したいという応用ネイルに興味がある方にもおすすめです。
ぜひ、色変べっ甲ネイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。
べっ甲ネイルの参考デザイン
インスタで見かけた素敵なべっ甲ネイルをご紹介します。
デザインや色合いの参考にしてみてくださいね。
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まとめ
べっ甲ネイルのやり方や必要な材料などをご紹介してきました。
パッと見た感じでは、難しそうで不器用な人には向いていないと思われ、敬遠されがちなデザインネイルですが意外と簡単です。
色のバリエーションで遊べるところも、応用が利き楽しめるのでいいですね。
かわいい!というよりはしっかり大人の風合いを保ち、女性の魅力を引き出すのがべっ甲ネイルの持ち味です。
ぜひ、デートやイベントなどのシチュエーションに、セルフネイルとして楽しんでみてはいかがでしょうか。